伏見台小学校創立40周年記念式典

伏見台小学校創立40周年記念式典

2013年9月19日

雲ひとつ無い真っ青な空、これぞ秋晴れって日の今日、金沢市立伏見台小学校の創立40周年記念式典を挙行しました。
伏見台小学校の歴代の校長先生、創立から応援してくれてる地域の皆さん、そして創立40周年記念実行委員会はじめ育友会執行部、在校生のみんなと先生方が40週年をお祝いしました。

開式は10時ですが初代校長先生の野村先生は9時にはお見え、さらに歴代の校長先生が来校する度に当時の在校生だった育友会のメンバーも”在校生”に戻ってのおもてなし。すごいなと思ったのが先生方もちゃんと思えてること、何も伏見台小学校だけじゃないはずなのに。

とうしょ、式次第では開会の宣言のあと、来賓の挨拶3連チャンの予定でした。しかし”時間が長いと子供が持たない”、ということで私は記念品寄贈の時に寄付するものの説明になりました。モノが見える分、この方が子供も聞いてくれるので挨拶は金沢市の教育長と連合町会長のお二人に。

式典は進んで私の番、記念品の寄贈です。
校長先生に「記念の寄付は何がいいですか?」とお聞きしたら理科室の設備が不足していて困ってるとの事。そこへ10月の18日は理科大会が伏見台小学校で開催されるそうで、寄贈の品は「顕微鏡10台」と「解剖顕微鏡15台」にしました。理科大会だけじゃなく日頃から理科の時間、壊れていて顕微鏡の数が少なく子どもたちは不便な思いをしていたそうです。
次に運動会で使う指揮台、これもプレゼントです。春の運動会の時に企画委員などの子どもたちが狭くてヨロヨロした階段の昇り降りを見ていて何とかしてあげたいと思っていたので。
そして「交通安全マップ」。子どもたちが登下校のさいに不審者にあったり事故に遭わないよう、こちらはこれから作っていきます。
寄贈品の予算は、育友会バザーやリサイクル品などの事業の収益金から拠出されます。

じつは40周年の記念事業で「モザイク画の空撮」をするんですが、こちらはデザインを児童の皆さんに募集しました。その表彰です。最優秀賞1名と優秀賞5名、最優秀賞の作品をベースにモザイク画のデザインを決め撮影します。こちらも記念式典に負けず劣らずのイベントです。

続いて越村教頭先生の「伏見台小学校40年のあゆみ」。
金沢市の南部、高尾町の山地に、室町時代、富樫氏の高尾城がありました。今は見晴らし台となり、金沢や野々市が一望できます。
京都にも領土をもっていた富樫氏が、ここが京都に似ていることから この辺りは、高尾、伏見、山科と京都にゆかりのある地名が並んでいます。 その一つ、「伏見」地区に位置するのが「伏見台小学校」です。

昔、この地を支配した富樫氏の富樫荘の一部が1889年に地黄煎、円光寺、山科、高尾、伏見新、窪、清瀬、坪野、寺地、倉ヶ岳の10村が合併し富樫村となり、1935年に金沢市に編入合併して現在の金沢市富樫となりました。(by gogle先生)
ということは富樫がこの地域の中心だったんですね。
この地区も区画整理が始まり人口が急増、富樫小学校と三馬小学校の在校生も増加し昭和49年に伏見台小学校が創立されました。
4月に新設された伏見台小学校は校舎がまだ完成していなかったことから1学期は富樫小と三馬小に別れて”間借り”していましたが9月2日に開校。伏見台地区も 当時はまだ、あたり一面田んぼでした。
工事中の写真や体育館があとから出来た話、そして大雪で屋上の雪下ろし。体育館のよこのアスレチックが手作りだったとは。すらすら変わるスライド見てて「よく残ってたな」と、そして地域の皆さんも新設の学校や子どもたちの為に応援してたのが印象的でした。

今は6百数名の伏見台小学校も一時は1,000人を超し、新たに扇台小学校が新設されました。ちなみに今年、富樫小学校は創立140周年、三馬小学校は139周年との事。
その1,000人を超した時の在校生が今の育友会の中心メンバーです。

なんと私もこの地区が田んぼ一面でなにも無い時の事を覚えてます。
親戚が有松にいて小学校の頃(確か5〜6年)、確有松から高尾までの道が工事中で砂利道。たぶん今の伏見台のニュー三久だったと思うんですが有松からお使いで買い物に来た記憶が。辺り一面が田んぼで工事中、そこにポツンときれいなスーパーがあって、砂利道を歩いたのを覚えてます。
丁度その時期に工事してたんでしょうね。とい事は伏見台小学校と縁があったんです、これにはちょっとびっくり。
子供が2人もお世話になるとは、挙句の果てに(汚い言葉でごめんなさい)私は会長やってますからね。この記念の年に。

そして最後は1年生から6年生と体育館にいる全員で校歌の合唱、1年生も大きな声で歌ってて「よく覚えたな」、「偉いなと」、見ていてまゆが細くなりました。

「あーさーひーかがーやくーくーらーがーたーけ〜♫流れはきよし伏見がーわー、〜♫自然の恵みたたえつつ文化とともに栄えゆくわーがふるさーとーのーなーもゆかしーあーあー伏見台〜♫」

伏見台小学校の校歌は初代校長の野村さんは自らの作詞で、伏見のすばらしい自然と古い歴史を知ってほしいと願い、その思いを込めて作られたそうです。

その野村校長先生も来賓席の最前列で歌ってました。40年前に作った校歌を目の前の子どもたちが精一杯、元気に歌ってる。聞いていてどんな気分なんでしょう、なんかうらやましいな。

 

なかなか全員揃う事ができませんが主な育友会のメンバー。僕が会長になってからやたらと写真を撮るんですがいつもニコニコ顔で応えてくれます。
残り2つのヤマ、皆さん引き続きご協力お願いします。
張り切って参りましょう!

40周年記念実行委員会

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